年寄り腐女子の偏った妄想と日記です。
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通常営業③
2009年03月08日 (日) | 編集 |
 バトンその2。【愛していると言ってくれバトン】第2弾です~。はるかさんからいただきました。ありがとうございますvv
 阿部→花井……って、ゆうべのアレでそろそろ食傷気味かと思いますがよろしくおつきあいください。
 あ、そんで、ゆうべのやつは別館に収録してみました。てんさんのみお持ち帰りOKです。
 1箇所直してあるのでお持ち帰りの際は別館のほうからお願いします。
 昨日の日記の追記はそのうち削除します。
 そんで、にゃんこサンプルも別館にupされたので日記のほうを消しました。
 拍手コメをとっときたかったので親記事そのものは残ってますが……。


【愛していると言ってくれバトン】
☆「I LOVE YOU」を夏目漱石が『月がキレイですね』と訳し、二葉亭四迷は『わたし、死んでもいいわ』と訳したと言います。
さて、あなたなら「I LOVE YOU」をなんと訳しますか?もちろん、「好き」や「愛してる」など直接的な表現を使わずに答えてください。(絵描きさんは漫画または一枚絵で、字書きさんはSSで答えること。)

☆受け取った人は【誰から誰】への台詞かも含めて、次の5人に回しましょう!

【お題】阿部→花井でいただきました~vv
 そんでは、追記よりお願いしますです。
 うっかり続いてしまいましたので、別館収録後、てんさんとはるかさんのみ1、2両方お持ち帰りOKとします。
 いっぺん回したので回すのはなし……と言いたいところですが。
 もし、ここをご覧になったタジハナさんがいらしたら、やってみませんか?(にこ)
 そのさいはメッセージなどいただけますと嬉々として拝見しに行きます。

 拍手ありがとうございました!
 今日も追記はこんなんですので、返信は明日にさせてください。
 タジハナペーパーのスパコミまでお取り置きは了解いたしました~。
(HARUコミの1週間前まで受け付けさせていただきます……ってもう時間ないじゃん! えーと、13日いっぱいまで延長します……)
 それから、「にゃんこ日和」と「ひとでなしの恋」の見本は、別館トップ上の「次回参加イベントはHARU Comic City16となります。新刊見本など詳細は→こちら」の「こちら」から入って本のタイトルをクリックしてください~。
【日々青春2】
「最近、阿部に嫌われてるよーな気がする……」
 花井がそんな寝言を言い出したのは、合宿が終わり、新学期も始まったある日の昼休みのことだった。
 1限の休み時間に弁当を食べつくしてしまったと阿部が購買に走り、とりあえず先に食べていようと花井と水谷のふたりで弁当を広げた矢先に、花井がけったいなことを口にしたのだ。
「……は……?」
 水谷はぽかんと口を開けた間抜け面で呆然と花井を見返した。
「なんかオレ、阿部に嫌われてると思わねー?」
(ぜんぜんまったくこれっぽっちも思いませんが)
 水谷は心の中でそう返した。 
 だって、そんなことがあるわけがないのだ。現実はまるきりの逆なのだから。
 そんなこと、西浦野球部にいれば犬でもわかる。(ちょっと大げさ)
 だけど、花井はいたって本気のようで、「はあ~」とそれは深刻そうにため息をついている。
「……そもそも、なんでそんなこと思ったの?」
 しかたなく、水谷は訊いた。
 あまりホモの痴話喧嘩になど介入したくはなかったが、悩んでいるのは西浦野球部のキャプテンで、クリーンナップの一角で、投手と捕手の補欠までやっているふつうならマンガにしかいないような大車輪男である。
 この男が潰れたら、西浦野球部はえらいことなのである。
 そうでなくとも、友達なのだから話くらいは聞くが。
「だって阿部、オレにだけなんかキツくね?」
 訊かれて、水谷は「ああ~」と納得した。
「オレにだけ文句ばっか言うし、やけにつっかかるし、それも、重箱の隅つつくみたいなことばっかだし」
「…………」
 確かに、それはそうかもしれないと水谷は思い返す。
 阿部はいわゆる『好きな相手にはなかなか素直に好意を表せない』やつの典型で、ふつうにしていても口の悪いやつだが花井には最近、特に辛辣だ。
 しかも、なにかと細かい。
 相手が気にしないのならまだいいが、花井は西浦の監督や四番のように図太くはなく、あれやこれや言われては困り果てる毎日だった。
 百歩譲ってアドバイスと受け取るにしても、指摘が細かすぎてかえって悩んでしまい、バッティングの調子も下がりぎみだというのだから笑えない話だ。
 しかし、あれを額面通りに受け取るなんて、なんて鈍いやつなんだと水谷は思った。
 水谷及び他の部員たちはみなわかっている。
 阿部に、自覚が訪れたのだ。
 相手のことも顧みず花井に当たり散らすのは、たぶん混乱しているのだろうと水谷は踏んでいた。
「……まあ、確かに細かいけど」
「いや、それはいーんだ。オレのためだし」
「…………」
 なんともものわかりのいい彼氏……いや、泣ける話である。
 これで無自覚でさえなければ、とほんとうに思う。
 それはそれで、ホモのカップル誕生なんてことになったらまた山ほど問題が噴出するのだろうが。
「でも、オレだけならいーんだけど、田島のこととか言われんのはどーにも……」
 花井はそんなことを言った。
「田島?」
「ほら、こないだの、部長会のときのこととか」
「あーあー、あったね」
 なるほど、と水谷は頷いた。
 花井が言っているのは、先日あった新学期早々の部長会のときのことだ。
 部活に遅れてきた花井がひとり柔軟をはじめると、そこに田島がやってきた。
 いや、やってきたというより、ちょっかいを出しにきたのだ。田島は花井の背後から忍び寄り、『花井おせー!』とその背中にダイブした。
「あれ、危なくない?」
「あぶねーけど、言っても聞かねーんだよ」
 まァ、あんくらいならケガなんてしねーけど、と続ける。
 花井が言うには、田島の悪ふざけは人によってどこまではめを外していいかというラインが決まっているそうだ。
 動物みたいな勘をもつ男である。花井はある程度なにをしても本気では怒らないし、そうそう壊れることもないと知っているのだという。
「なめられてんだよ」
 花井はそう言うが、それはどちらかというと甘えられているのだろうと水谷は解釈した。
 また、花井もそれを知っているから田島に強く出られないのだ。
 それに、ふたりともに運動神経抜群で(さすがに花井は田島ほどではないが)、おまけに相手は体格もよくて頑丈で、ともなれば、田島が『いい遊び相手ができた!』と認識するのも無理もないことだった。
 だが、阿部にはとうてい『甘えている』ようには見えなかったのだろう。
『花井!』
 大声で呼んだ阿部は、そのままつかつかと花井と田島のもとへ歩み寄った。
 そして、なぜか田島ではなく花井に攻撃を開始した。
『おまえ、キャプテンのくせに田島ばっか甘やかしてんじゃねェ!』
『な……!?』
 なぜ自分がという顔で絶句した花井の表情は記憶に新しい。

「…………」
 正直、水谷はげんなりした。
 あのときもげんなりしたが、今はもっとだ。
 どこから見ても田島に嫉妬したとしか思えない阿部の態度。
 しかし、当の花井のみがそれに気づいていない。
「こないだなんか、『おまえ、田島かまってるヒマなんかあンのか?』って嫌味言われるし……」
 それは確かに言いすぎだが、水谷は下を向いて落ち込む花井の見かけだけすっきりした頭を殴ってやりたい衝動にかられた。
 そこまで言ってしまったからには阿部のほうも相当な自己嫌悪に陥っているのだろう。
 最近阿部がちょっとおとなしい(ような気がする)のは自覚が訪れたせいだけではないらしい。
 さすがにこんな誤解をしたままでは花井も阿部もかわいそうだと、水谷はひと肌脱ぐことにした。
 ……あまり脱ぎたくはなかったのだが、このさい仕方がない。
「……や、でも、嫌ってないよ」
「……そーかな」
「そーだよ」
 なんなら、本人にはっきり訊いてみれば? と促す。
 阿部は基本的に野球以外のすべてのことに不器用で隠しごとが下手な男だ。嘘をつこうが気をつかおうが本音の一端くらいはわかるはずだ。
 そう言われて、花井もその気になったようだ。
「……だな、じゃあ、いっぺん訊いてみっか。このまま気まずいのもなんだし」
(そうそう。とってもまずいです。いろんな意味で)
 水谷は心の中でだけそう返した。
 口に出すことがためらわれたのではなく、口に出すのはなんとなくイヤだった。
「―――くそ、甘いヤツ半分くらい入っちまった」
 タイミングがいいのか悪いのか、そこに阿部が不機嫌そうな顔で戻ってきた。
「おかえり~。おつかれ」
 水谷は阿部に声をかけたが、花井は下を向いて黙ったままだ。
「? 花井……?」
 そのようすに阿部が怪訝そうな顔になったとき、花井はがばっと顔を上げた。

「阿部、オレのこと嫌いか?」

 このとき、水谷はいちご牛乳を鼻から吹いた。 
 あわててハンカチで鼻を押さえながら、『まさかこんなところで』と頭を抱えたくなった。
 さっきまで悩んでいたと思ったらこれだ。まったく、真面目な男は極端から極端に走るから始末に負えない。
「な……っ?!」
 阿部は瞬間ぽかんと口を開けて絶句したが、しばらくして顔を真っ赤に染めた。
「……阿部?」
 怪訝そうな花井にの顔を見ないようにふいとそっぽを向く。
「べ、べつに……。嫌いじゃねェけど……」
「じゃあ、どう思ってる?」
(おいおいおいおいおい~)
 ストレートすぎる。
 水谷はもはやその場から逃げ出したかった。
 だけど、それはできそうになかったから、人目も気にせず今度こそ頭を抱えた。
「! …………っ」
 阿部はぎょっとして花井を凝視して、それからぐっと悔しそうに唇を噛んだ。
 そして、すうと息を吸って、教室中どころか9組まで響く大声で怒鳴ったのである。

「ンなこともわかんねェならいっぺん死んでこい! バーカ!」

 言って、よっぽど興奮したのだろう。しばらくはあはあと荒い息をついたあと、呆然とする花井を残し教室から走り去った。
「あ、阿部……」
 とっさに水谷が声をかけたが、あとの祭りだ。
「……なんで……」
 花井が呆然とつぶやく。
 そして、「え?」と水谷が声を出すより先に阿部を追って走り出した。
「阿部、待て!」
 怒鳴ったところですでに阿部は消えているのだが、それでも大きな声で呼ぶ。
 足音はだんだんと小さくなり、やがてなくなった。
「…………はー…………」
 水谷はすこしのあいだ机に伏したあと、ごろんと頭を転がした。
(『なんで泣くんだよ』って言ってたなー)
 これは花井と阿部にとって大きな転機になるかもしれない。
 とんでもないことになってしまった。
 そんなことを思う。
 花井が出て行ったときには静まり返った教室が、少しずつ動き出していた。
 なにか説明をしなければなるまいと、水谷は立ち上がった。
(いや、もう、でも、だって、だけど、ええと)
 いろんなとりとめのないことが頭を駆け巡ったのだが、最後にたどりついたのはとてもシンプルだけど曖昧な言葉だった。

 まあ、とりあえず、なんでもいーから、がんばれ。
 花井も阿部も、がんばれ。
                                     いろいろどうしようだけどおわる。
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ちょっとダメすぎかも……。すみませーん。
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